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100%アップ(100%増)とは、元の値の「2倍」と同じ意味です。100%アップは「(ある値を基準として)100%分増えたこと」を意味します。「○○%アップ(増)」は、ある値と比較するときに使います。例えば、前年の売り上げが100万円で、今年は200万円とします。前年の売り上げと比較すると、今年の売り上げは「200万円?100万円=100万円」が増えています。前年の売り上げ100万円に対して「100万円増えた」ので、百分率でいうと「100%増えた(100%アップ)」ことになります。
今回は、100%アップは何倍になるか、値と計算120%、200%、500%アップは何倍か説明します。何倍、百分率(%)の意味など下記も参考になります。
何倍かを調べる計算は?1分でわかる計算、式と分数、比率との関係
百分率とは?1分でわかる意味、割合との違い、少数、分数との関係
200%増加は何倍?1分でわかる値と計算、120%、400%、500%増は何倍?
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100%アップ(100%増)は、「元の値の2倍」と同じ意味です。100%アップは「(ある値を基準として)100%分増えたこと」を意味します。
元の値を基準に考えると、元の値は百分率で「100%」です。元の値に対して100%増加するということは、
100%+100%=200% ⇒ 2倍
を意味します。同様に200%アップであれば「100%+200%=300% ⇒ 3倍」です。200%の詳細は下記をご覧ください。
200%増加は何倍?1分でわかる値と計算、120%、400%、500%増は何倍?
まずは100%の意味を理解しましょう。1000円の30%、50%、100%はいくらになるか、下記に示しました。
・1000円の30% ⇒ 1000×30/100=300円
・1000円の50% ⇒ 1000×50/100=500円
・1000円の100% ⇒ 1000×100/100=1000円
つまり、ある値の100%とは「元の値そのもの」です。※%は百分率の単位です。詳細は下記をご覧ください。
百分率とは?1分でわかる意味、割合との違い、少数、分数との関係
さて「100%アップ(100%増)」は、ある値と「比較」するときに使います。下記の例を考えましょう。
・前年の売上げ200万円、今年は400万円のとき、前年と比較して今年の売り上げは何%アップしたか?
まず、今年と前年でいくら増加したか考えます。引き算すれば良いので「400万円-200万円=200万円」です。200万円増加したということです。
前年と比較して何%増えたか知りたいので、前年の売り上げと「増加した売り上げ」の百分率を考えます。よって、
100×(増加した売上÷前年の売上)=100×(200万円÷200万円)=100%
となります。要するに、「増えた売り上げ」と「前年の売り上げ」が同じなので「100%アップした」ということですね。
さて「今年の売上げは、前年に対して何倍増えたか」考えます。単に割り算すればよいので「400万円÷200万円=2倍」です。つまり「100%アップ(100%増)は2倍と同じこと」です。
120%、200%、500%アップは何倍になるか下記に示します。
120%アップ ⇒ 100%+120%=220%=2.2倍
200%アップ ⇒ 100%+200%=300%=3.0倍
500%アップ ⇒ 100%+500%=600%=6.0倍
200%増加は何倍?1分でわかる値と計算、120%、400%、500%増は何倍?
今回は、100%アップ(100%増)は何倍になるか説明しました。100%アップ(100%増)=「2倍」です。前年の売上げ100万円に対する100%アップは「200万円」になります。100%の意味、100%アップの考え方を理解しましょう。%は百分率を意味します。下記も参考にしてくださいね。
百分率とは?1分でわかる意味、割合との違い、少数、分数との関係
200%増加は何倍?1分でわかる値と計算、120%、400%、500%増は何倍?
何倍かを調べる計算は?1分でわかる計算、式と分数、比率との関係
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