管理人おすすめ書籍⇒ 増補改訂版 中学校3年分の数学が教えられるほどよくわかる [ 小杉 拓也 ]
10パーセントオフとは、物の値段を「10%値引きする」という意味です。元の値段を0.9倍して値引き後の価格が算定できます。「元の値段から10パーセント無くなる」と考えても良いですね。例えば1000円の10パーセントオフした値段は900円です。割合で考えればもっと簡単です。元の値段を100%とするとき、10パーセントオフすると残りは100-10=90%になります。つまり、元の値段に90%をかけた値が「10パーセントオフした後の値段」です。
今回は、10パーセントオフはいくらか、意味、計算の仕方、消費税との関係について説明します。パーセントオフの詳細は下記が参考になります。
パーセントオフとは?1分でわかる意味、15パーセントオフ、5パーセントオフの計算、電卓の使い方
10パーセント割引の計算は?1分でわかる意味と計算方法、5%、30%オフの計算、10%増しとの違い
管理人おすすめ書籍⇒ 見るだけで理解が加速する 得点アップ 数学公式図鑑 [ あきとんとん ]
10パーセントオフとは、物の値段を「10%値引きする」という意味です。元の値段を0.9倍すれば値引き後の価格が算定できます。よって1000円の10パーセントオフは900円になります。
理解できない方は「元の値段がから10パーセント無くなる」と考えても良いですね。割合で考えると、もっと明快です。
元の値段を100%の状態と考えます。10パーセントオフすると残りは「100%-10%=90%」です。つまり、10パーセントオフした値段がいくらか知りたいときは、元の値段に「90%(0.9)を掛ければ良い」です。
下図に元の値段と10パーセントオフした値段を示しました。円グラフでみると、より簡単に理解できますね。
具体的に下記の値段の10パーセントオフの計算をしてみましょう。
500円
1600円
2000円
10パーセントオフした値段、計算の仕方は下記の通りです。
500×0.9=450円
1600×0.9=1440円
2000×0.9=1800円
これから10パーセントオフを計算したいときは、元の値段に0.9を掛けてくださいね。パーセントオフの意味など、下記も参考になります。
パーセントオフとは?1分でわかる意味、15パーセントオフ、5パーセントオフの計算、電卓の使い方
20パーセントオフとは?1分でわかる意味と出し方、計算、元値、20パーセント増しとの関係
30パーセントオフはいくら?1分でわかる計算、元値の計算式、30パーセントアップとの違い
ところで日本の消費税は10%ですね。税抜き価格50,000円の商品が、10パーセントオフで販売されている場合、税込み価格は「税抜き価格の1パーセントオフと同じ」になります。実際に計算しましょう。
税抜き価格 50,000円
税込み価格 50,000×1.1=55,000円
10パーセントオフした税込み価格 55,000×0.9=49,500円
1パーセントオフした税抜き価格 50,000×0.99=49,500円
つまり消費税が10%かかったとしても、10パーセントオフされた方が「税抜き価格より僅かに安い」ということです。
下記のように、同じ「10%」でも意味が違うので注意しましょう。
消費税10%を考慮した価格 ⇒ 元の価格を1.1倍
10パーセントオフした価格 ⇒ 元の価格を0.9倍
下記も参考にしてくださいね。
10パーセント割引の計算は?1分でわかる意味と計算方法、5%、30%オフの計算、10%増しとの違い
今回は10パーセントオフについて説明しました。10パーセントオフとは「10%値引きする」という意味です。元の価格を0.9倍すれば値引き後の価格になります。例えば800円の10パーセントオフ後の価格は720円です。パーセントオフの意味も併せて勉強しましょう。
10パーセント還元とは?1分でわかる意味と計算、10%割引とどちらがお得か?
15パーセントオフとは?1分でわかる意味、6000円、8000円の計算、15パーセント増しとの関係
百分率とは?1分でわかる意味、割合との違い、少数、分数との関係
管理人おすすめ書籍⇒ 算数と国語を同時に伸ばすパズル 入門編 [ 宮本 哲也 ]