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1/2+1/3の計算は?1分でわかる値と求め方、2/5になる?

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1/2+1/3=5/6になります。1/2+1/3=3/6+2/6=5/6です。分子と分母の数をそのまま足しても答えはでてきません。よって「1/2+1/3=2/5」の答えは間違いです。1/2+1/3を正しく計算するには通分を行います。通分とは2つ以上の分数の分母を揃える計算です。分数の分母に共通する倍数を見つけ、その倍数になるよう分子と分母に数を掛けます。今回は1/2+1/3の計算、値と求め方、2/5になるか説明します。分数の計算、通分の詳細など下記も参考になります。

分数とは?1分でわかる意味、分母、分子、約分、掛け算と割り算の解き方

通分とは?1分でわかる意味、足し算と引き算の問題、最小公倍数との関係

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1/2+1/3の計算は?値と求め方

1/3+1/2=5/6です。下記に1/2+1/3の計算式を示しました。


1/2+1/3=1/2×3/3+1/3×2/2=3/6+2/6=5/6


分母が異なる分数の足し算を求めるとき、まずは「分母を同じ数にそろえる」必要があります。2つ以上の分数の分母を揃えることを、通分(つうぶん)といいます。


通分するためには上式のように、異なる分母で共通する倍数を見つけ、その倍数になるよう分子と分母に値をかけます。また、共通する倍数を「最小公倍数」とすれば計算が簡単です。


1/2と1/3の分母の「2」と「3」で共通する倍数を考えてみましょう。値が最も小さく、共通する倍数(最小公倍数)は「6」です。


あとは1/2、1/3の分母が6になるよう分子と分母に掛け算します。分母が同じになったら、分子だけを足し算して解が算定できました。通分、最小公倍数の意味など下記が参考になります。

分数の足し算は?3分でわかる計算、問題、分母が同じ場合、通分の計算

通分とは?1分でわかる意味、足し算と引き算の問題、最小公倍数との関係

最小公倍数とは?1分でわかる意味、求め方と計算、最大公約数との違い

1/2+1/3=2/5になる?

1/3+1/2を計算しても「2/5」にはなりません。間違った答えなので注意しましょう。前述したように分母の異なる分数を足し算するときは「通分」を行います。分子と分母をそのまま足しても解は得られないので覚えておきましょう。


1/3+1/2=2/5になる?


なぜ1/3+1/2=2/5で無いのか小数で考えると簡単です。1/3≒0.33、1/2=0.5、2/5=0.4です。つまり、


・1/3+1/2=0.33+0.5=0.83

・2/5=0.4


上式の結果をみれば明らかに等しくないと分かりますね。分数と小数の関係は下記が参考になります。

分数とは?1分でわかる意味、分母、分子、約分、掛け算と割り算の解き方

まとめ

今回は1/2+1/3の計算について説明しました。1/2+1/3=5/6です。分母が異なる分数の足し算は「通分」をしましょう。「1/2+1/3=2/5」は間違いなので注意してくださいね。通分の詳細、分数の計算など下記が参考になります。

通分とは?1分でわかる意味、足し算と引き算の問題、最小公倍数との関係

分数の足し算は?3分でわかる計算、問題、分母が同じ場合、通分の計算

1/2÷1/3の値は?1分でわかる計算、1/2÷3、1/2÷4の計算

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