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この記事の要点
20%乗せる計算方法は
販売価格=原価÷0.80
です。原価が1000円、販売価格に対して利益を20%乗せたい場合、販売価格は「1000÷0.80≒1250円」です。利益が20%確保されているか確認しましょう。利益=販売価格-原価なので、利益=1250-1000=250円より「250/1250≒0.2⇒20%」ですね。つまり、販売価格に対して利益を20%乗せる場合、原価を0.80で割り戻せばよいです。
勘違いして原価1000円を1.2倍しても利益は20%にはなりません。原価を1.2倍すると販売価格は1200円です。利益=1200-1000=200円、200円÷1200円≒0.17=17%です。
ただし「原価に対して利益を20%乗せる」計算の場合、単純に原価を1.2倍します。では、なぜ原価を0.80で割り戻す計算をするのか、利益と販売価格、原価の関係を理解すれば簡単です。
原価をA、販売価格をBとするとき、利益と利益率は下式で算定します。
・利益=販売価格-原価=B-A
・利益率=利益/販売価格=(B-A)/B
販売価格に対して20%乗せる場合は「利益率=20%」を計算すれば良いのです。20%=20/100=0.20なので、
(B-A)/B=0.20
1-A/B=0.20
A/B=0.80
B=A/0.80
となります。上記のように、原価を0.80で割り戻す(原価×1.25)と算定できます。例題として、原価5000円の物の販売価格に対して20%乗せるといくらになるか計算します。5000円を0.8で割り戻せばよいので「販売価格=5000円÷0.8=6250円」とすれば利益を20%乗せることができます。
10%乗せるとは?1分でわかる意味、原価に利益を乗せる計算、5、15、20%乗せる計算は?
2割乗せるとは?1分でわかる意味と計算、利益との関係、1、3、5、7割の利益を乗せる計算は?
同様の考え方で10%、30%乗せる計算方法は下記の通りです。販売価格に対して利益を乗せるので、原価を「1-利益率」で割り戻します。
・利益を10%乗せる ⇒ 10%=10/100=0.10、1000÷(1-0.10)=1000÷0.90≒1111円
・利益を30%乗せる ⇒ 30%=30/100=0.30、1000÷(1-0.30)=1000÷0.70≒1429円
計算の手順
| 販売価格に対する利益率 | 計算 | 販売価格 |
|---|---|---|
| 10% | 1000÷0.9 | 約1111円 |
| 20% | 1000÷0.8 | 1250円 |
| 30% | 1000÷0.7 | 約1429円 |
混同しやすいポイント
今回は、20%乗せる計算について説明しました。20%乗せる計算方法は
販売価格=原価÷0.80
です。原価が1000円、販売価格に対して利益を20%乗せたい場合、販売価格は「1000÷0.80≒1250円」です。10%乗せる計算、2割乗せる計算など下記も勉強しましょう。
10%乗せるとは?1分でわかる意味、原価に利益を乗せる計算、5、15、20%乗せる計算は?
2割乗せるとは?1分でわかる意味と計算、利益との関係、1、3、5、7割の利益を乗せる計算は?
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計算のコツ|管理人の一言
「販売価格に対して20%の利益を乗せたい」なら、原価を0.8(=1-0.2)で割るのがポイント。原価に1.2を掛けるのは「原価に対して20%」の場合で、利益率にすると約17%止まりです。どちらを基準にするかで販売価格が変わるので、実務では「販売価格ベースか原価ベースか」を必ず確認しましょう。