この記事の要点
a2-b2を因数分解すると(a+b)(a-b)です。よく使う因数分解の公式の1つです。
逆に(a+b)(a-b)を展開するとa2-ab+ab-b2=a2-b2になります。
a2-b2=(a+b)(a-b)は、aとbにどんな数を入れても成り立つ「恒等式」です。
この記事では、a²-b²の因数分解の公式、展開方法、練習問題を、早見表つきで整理します。
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a2-b2を因数分解すると「(a+b)(a-b)」になります。因数分解の公式の1つです。まず、(a+b)(a-b)を展開するとa2-ab+ab-b2=a2-b2になります。(a+b)(a-b)=a2-b2は、aとbにどんな数を代入しても成り立つ「恒等式」です。よって、逆からみればa2-b2=(a+b)(a-b)といえるのです。今回はa2-b2の解き方、公式、展開方法、練習問題について説明します。因数分解の意味、(a+b)(a-b)の展開方法など下記も参考になります。
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a2-b2を因数分解すると「(a+b)(a-b)」になります。因数分解とは、和や差の式を「積の形」に変形することです。逆に、整式の積を「単項式の和や差」で表すことを「展開」といいます。
つまり展開の逆の計算が「因数分解」であり、因数分解の逆の計算が「展開」といえます。 (a+b)(a-b)を展開すると、
になります。※展開の計算は下記をご覧ください。
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上式はaとbにどのような値を代入しても成立する「恒等式」です。逆からみれば、a2-b2=(a+b)(a-b)と言えます。因数分解、展開公式の方法は下記が参考になります。
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練習問題として下記の整式を因数分解してください。
・a2+2ab+b2
・a2-2ab+b2
・x2+(a+b)x+ab
答えは下記の通りです。
因数分解の詳細は下記も参考になります。
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a2-b2と、関連する因数分解・展開公式の早見表を示します。
| 式 | 計算の種類 | 結果 |
|---|---|---|
| a2-b2 | 因数分解 | (a+b)(a-b) |
| (a+b)(a-b) | 展開 | a2-b2 |
| a2+2ab+b2 | 因数分解 | (a+b)2 |
| a2-2ab+b2 | 因数分解 | (a-b)2 |
| x2+(a+b)x+ab | 因数分解 | (x+a)(x+b) |
混同しやすい用語
因数分解(いんすうぶんかい)
和や差の式を「積の形」に変形すること。a2-b2→(a+b)(a-b)のように、かけ算の形にする計算。
展開(てんかい)
因数分解の逆。積の形の式をかっこを外して和や差にすること。(a+b)(a-b)→a2-b2。
恒等式(こうとうしき)
文字にどんな値を代入しても成り立つ等式。(a+b)(a-b)=a2-b2はa・bの値によらず常に成立する。
今回はa2-b2の解き方について説明しました。a2-b2を因数分解すると「(a+b)(a-b)」になります。展開の逆の計算が因数分解です。よって、(a+b)(a-b)を展開すればa2-b2になることが理解頂けると思います。まずは式の「展開」を理解しましょう。下記が参考になります。
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計算のコツ|管理人の一言
a2-b2=(a+b)(a-b)は「2乗どうしの引き算は、和と差のかけ算に分ける」と覚えると忘れません。
不安なときは(a+b)(a-b)を展開して確認しましょう。中央の-abと+abが必ず消えてa2-b2に戻ります。
因数分解か展開か迷ったら「積の形にするのが因数分解、かっこを外すのが展開」と方向で考えると整理できます。